中央のマイルGTを2勝した浦和の名馬です。
活躍歴
浦和所属時代は桃井JK、本間JKを背にデビュー5連勝と、どのレースも差を広げた勝利で期待を持たせました。
休養後に初めての2着となるも、その後の1600mはなんなく勝利を挙げました。
1年3ヶ月という長期休養明けの1戦も圧勝。
ここで5歳半ばと成熟した同馬は中央競馬へと転厩しました。
転厩3戦をそつなくこなし、準オープンの身で初めての重賞出走(中山記念)。
4番人気で7着と結果はついて来ませんでした。
次走の1500万以下を勝利し、晴れてオープン馬となりました。
以後、札幌記念は1番人気、函館記念は3番人気を背負うも共に7着と結果が出せませんでした。
6歳秋となって毎日王冠に出走し3着と好走。
次走のアイルランドTでは勝利を挙げ、初GT挑戦となりました。
そのマイルチャンピオンシップではヒシアケボノ号、ビコーペガサス号、ドージマムテキ号に続く4番人気。
直線、同馬が持つ爆発的な追い込みを見せ初のGT勝利を挙げました。
7歳と熟年を迎えて休養明けの東京新聞杯を勝利、少し間が空いて京王杯スプリングCを僅差の3着。
そして、結果的に引退レースとなった安田記念ではタイキブリザード号を差しきり、見事GT2連勝を挙げました。
血統etc
父 ダイナコスモス、母 ラセーヌワンダ
生涯成績 22戦15勝(浦和所属時:9戦8勝)、獲得賞金 353,940,000円
浦和所属時全成績
レース日 | 競馬場 | レース名(クラス) | 距離 | 着順 | タイム | 騎手 |
92/07/01 | 浦和 | 4歳 | 1400 | 1/10 | 1:28:9 | 桃井十 |
92/07/29 | 浦和 | 4歳 | 1400 | 1/9 | 1:28:8 | 本間光 |
92/08/17 | 浦和 | 4歳 | 1400 | 1/6 | 1:29:2 | 桃井十 |
92/09/08 | 浦和 | 若武蔵特別 | 1400 | 1/6 | 1:28:2 | 桃井十 |
92/10/10 | 浦和 | C1 | 1400 | 1/11 | 1:27:2 | 桃井十 |
93/01/03 | 浦和 | C1 | 1400 | 2/10 | 1:29:4 | 本間光 |
93/01/21 | 浦和 | C1 | 1400 | 1/11 | 1:29:1 | 本間光 |
93/02/21 | 浦和 | ヒヤシンス特別 | 1600 | 1/9 | 1:42:9 | 本間光 |
94/05/23 | 浦和 | あやめ特別 | 1600 | 1/9 | 1:40:6 | 桃井十 |
中央所属時全成績
レース日 | 競馬場 | レース名(クラス) | 距離 | 着順 | タイム | 騎手 |
94/07/17 | 札幌 | 日高特別 900万 | 芝18 | 2/10 | 1:48:7 | 横山典 |
94/12/04 | 中山 | 美浦特別 900万 | 芝18 | 1/14 | 1:47:7 | 横山典 |
95/01/21 | 中山 | 初富士S 1500万 | 芝16 | 1/14 | 1:33:6 | 横山典 |
95/03/12 | 中山 | 中山記念 GU | 芝18 | 7/12 | 1:50:8 | 横山典 |
95/05/20 | 東京 | 府中S 1500万 | 芝16 | 1/18 | 1:33:8 | 横山典 |
95/07/02 | 札幌 | 札幌記念 GV | 芝20 | 7/13 | 2:01:8 | 横山典 |
95/08/20 | 函館 | 函館記念 GV | 芝20 | 7/16 | 2:03:4 | 横山典 |
95/10/08 | 東京 | 毎日王冠 GU | 芝18 | 3/14 | 1:48:9 | 横山典 |
95/10/28 | 東京 | アイルランドT OP | 芝16 | 1/11 | 1:33:3 | 横山典 |
95/11/19 | 京都 | マイルCS GT | 芝16 | 1/18 | 1:33:7 | 横山典 |
96/02/04 | 東京 | 東京新聞杯 GV | 芝16 | 1/16 | 1:34:4 | 横山典 |
96/05/11 | 東京 | 京王杯スプリングC GU | 芝14 | 3/15 | 1:21:2 | 横山典 |
96/06/09 | 東京 | 安田記念 GT | 芝16 | 1/17 | 1:33:1 | 横山典 |
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