堅実な走りを見せたダービーヒルズ号です。

新馬戦を快勝し、暮れには平和賞にも出走。クラシックにも期待を持たせました。

年明けの特別戦を2勝し、しらさぎ賞でも2着と力を見せました。

そして東京王冠賞、東京ダービーにも挑戦しました。

休養後のゴールドカップでも2着と好走しました。

この年には主にA2〜B1戦に出走。

12戦中1勝でしたが、2着5回、3着2回と一度も掲示板(5着以内)を外すことのない走りを見せてくれました。

年末には埼玉新聞杯にも出走。4角前で先頭に並ぶも5着と惜しい結果でした。

この年には主にA2、A3戦に出走。

6/25に17ヶ月ぶりの勝利も挙げ、更なる飛躍が期待されました。

しかしクラスが上がるにつれ、相手も強化され今までのようには行かず、連続掲示板も19戦でストップ。

年末の埼玉新聞杯では立ち遅れも響き6着と惜敗してしまいました。

年明けのA3戦では大外枠に無き4着。3/13の爽春特別では果敢に先行し、クラシカルマウント号に交わされるも2着。

まだまだ堅実です。

そして、春馬特別も2着。薫風特別も2着となりA2馬となりました。

5/28には大井記念に出走。スタートから先行し、粘りを見せ6着。あと少しで掲示板という惜しい結果でした。

次走の大井の準重賞も2着馬には僅差の3着。

今まで2桁着順しかなかった大井競馬場での好走を見ると、以前に比べ随分力をつけていると感じました。

明け7歳となった同馬の年明け初戦は中団から伸びるも脚が止まり6着。

次走はライバルとの叩き合いに敗れ2着。

その後は休養に入ってしまいました。

休養明けの船橋戦は惨敗も、2戦目に差のない走りを見せた。

その後の休養後のレース(9月)では、10番人気まで評価が落ちるが、勝利馬と差の無い3着。

つづいて3度目の埼玉新聞杯に出走しました。

11月には橋本JKが4年ぶりの騎乗。

年明け初戦はなんと1999年ぶりの1400m戦。

同馬は後方で脚をため、直線で伸び2着を確保。

2ヶ月間を置いて出走した弥生特別では、向こう上面で競争を中止。

結局同レースが最後の地元となり、北海道へ転厩しました。

父　ノーパスノーセール、母　ダービーローズ

川村守男厩舎所属

生涯成績　59戦5勝、獲得賞金　48,890,000円