14連勝を挙げAクラスで活躍した馬です。

2000年9月に高崎から転厩。転厩緒戦を8馬身差で圧勝し、年末までに6連勝を挙げました。

来年にも勝ち星を伸ばせば浦和のスターに成り得る存在の雰囲気をかもしだしました。

元々、北関東のB級馬だったのですいすいと勝ち、年明けから8連勝で転厩後10ヶ月でなんと14連勝を挙げました。

しかし、休養開けになる2001年11月に初の1900ｍにてリュー号に初黒星(2着)をつけられてしまいました。次走も2着と惜敗してしまいました。

2001年12月の初重賞挑戦(名古屋グランプリ)では、差はつけられましたが5着と健闘しました。

2002年は4月にB1戦を勝ちあがると、とうとうAクラスの戦いに。

元地元の高崎での高崎記念挑戦(5着と好走)。

地元浦和の重賞出走(テレビ埼玉杯3着、浦和記念6着、埼玉新聞杯3着)。

しかし、7歳馬になってからか以前のような先行力は影を潜め、向こう上面後方から追い出すような競馬になっていました。

3/13の爽春特別では見事な差し切り。

5/9の薫風特別でも勝利を挙げとうとうA2馬になりました。

夏を過ぎて休養明けの1戦は後方のまま惨敗。続いて浦和記念に出走も後方のままでした。

しかし、年末の埼玉新聞杯では後方から伸びて3着を確保し、まだまだ衰えは見せておりませんでした。

年明けの緒戦となる多摩川オープンでは、差し脚を伸ばし初のオープン勝利を挙げました。

5月にはテレビ埼玉杯出走、初の船橋戦(4着)、続く船橋記念では5着と、まだまだ活躍が期待されます。

休養後の10月からのレースは、勝馬から離される事が多くなりましたが、確実に伸びていました。

年明けに10歳となった同馬は、荒尾に転厩しました。

今後も活躍してくれるといいですね。

父　シャルード、母　ミセスポエム

桑田孝雄厩舎所属

浦和所属時成績　44戦19勝、獲得賞金　56,594,000円